初心者のためのスイング作り
【STEP1】ボディターンを身に付けよう!
初心者のスイング作りでは、まずボディターンを身に付けることが上達の近道です。
ボディターンとはスイングにおける体の基本動作のこと。
正しい体の動かし方を知らないままボールを打つ練習を始めても手打ちスイングになってしまい、上達が著しく遅れてしまう原因になります。
ボディターンは四つの動きで構成されています
- 肩の回転
- ヒップターン
- 前傾姿勢
- 両肘を締める
本記事では【左手の役割】について詳しく解説します。
※前回の記事【肩の回転】の補足記事です。
ボディターンのまとめ記事はコチラ
本記事では、左手の役割について解説します。
ゴルフスイングは肩の回転から始まると分かれば、自ずと左手の役割も明確になります。
左手の役割とは?
- 肩の回転をコントロールすること
左手はトップで伸ばす?曲げる?
- Aタイプ:伸ばす
- Bタイプ:曲げる(曲がる)
左手を上げる意味
スイングの安定
左手を上げることで肩の回転をコントロールできます。
コントロールするという事は、スイングの安定を意味します。
野球・テニスで体感できる
左手で肩の回転をコントロール・安定させる感覚はテニスや野球で体感できます。
野球(ボールを投げる)
ピッチングでもスローイングでも左手を肩の高さまで上げると動きが安定します。
左手の高さが低かったり、上げなかったりすると動きが不安定になります。
バッティングでも同じことが言えますが、ボールを投げる動きの方が体感しやすいはずです。
テニス(フォア・サーブ)
テニスの場合だと、フォアハンドストロークやサーブで体感できます。
どちらの動きでも、左手を上げないとスムーズにボールを打つ事ができません。
左手を高く上げるトロフィーポーズは肩の回転をスムーズにする為の動作と言えます。
トップで左手は伸ばす?曲げる?
基本的にトップで左手は伸ばすことが正解と言われていますが、スイングタイプ別で正解は異なります。
Aタイプは伸ばす
肩を水平回転させるAタイプは、トップで左手を伸ばすと安定します。
バックスイングで肘の高さを変えないAタイプは、左手を前方に突き出すような動きがスイングの安定に繋がります。
Bタイプは曲げる(曲がる)
肩を八の字回転させるBタイプは、トップで左手を曲げます(自然に曲がる)。
バックスイングで肘・膝を上げるBタイプは、左手も高く上げる必要があります。
曲げると言うよりも、曲がると言う方が正解です。
Bタイプの注意点
- 脇を締めない
- 左手を伸ばさない
Bタイプの人は、脇を締めて左を伸ばす動きはスイングを大きく乱す原因です。
左手の役割 まとめ
左手の役割とは?
- 肩の回転をコントロールすること
左手はトップで伸ばす?曲げる?
- Aタイプ:伸ばす
- Bタイプ:曲げる(曲がる)
肩の回転をコントロールする感覚を知る方法
- 野球(ボールを投げる動作で確認)
- テニス(フォアハンド・サーブの動作で確認)
脇を締めて左手を伸ばす動きは基本では無い
Bタイプの人は、右肘を上げて左手を曲げる動きが正解。
スイングを壊す原因になるので注意。
次回は下半身の動きの解説です。
初心者のためのスイング作り[STEP1]
ボディターン【4つの基本動作】
[1]肩の回転
[2]下半身の動き
[3]前傾姿勢
[4]両肘の動き
(補足1)左手の役割
(補足2)下半身リードと捻転差
(補足3)スイング軸
(補足4)地面反力とベタ足スイング