初心者のためのスイング作り
【STEP1】ボディターンを身に付けよう!
初心者のスイング作りでは、まずボディターンを身に付けることが上達の近道です。
ボディターンとはスイングにおける体の基本動作のこと。
正しい体の動かし方を知らないままボールを打つ練習を始めても手打ちスイングになってしまい、上達が著しく遅れてしまう原因になります。
ボディターンは四つの動きで構成されています
- 肩の回転
- ヒップターン
- 前傾姿勢
- 両肘を締める
本記事では「肩の回転」について詳しく解説します。
ボディターンのまとめ記事はコチラ
手ぶらで身に付けるスイングの基本動作(クラブを持つ前に身に付ける動き)
今回は下半身の動きの基本動作を紹介します。
下半身の動きは3種類ある
- ヒップターン
- オープンスタンス
- 動かさない
地面半力は上級者向けの動き。
初心者は無視して良い。
地面半力より基本動作
下半身の動きは下半身リード・地面半力ばかりが注目されていますが、基本的な動きを身に付けることは必須です
基本動作が分かっていないと、下半身リードも地面半力もスイングを崩す要因になってしまいます。
下半身の動かし方は3種類
それでは、下半身の基本動作三種類を詳しく紹介します。
ヒップターン
オープンスタンス
動かさない
ヒップターン
通常のスイングの動き
左足を上方向と後方向に動かし、飛球戦方向へ上半身を向ける動き
肩を大きく早く回転させようと思えば、先に下半身を動かすのが自然(下半身リード)
肩幅スタンスが一般的
状況次第で腰幅スタンス
左足を開くオープンスタンス
ショートアプローチでは左足を開いてアドレスを取ります。
下半身の動きを最小限に抑えて上半身の動きに集中させるため
腰幅スタンスが一般的
バンカーでは肩幅スタンスでも可
パッティングは下半身固定
パッティングと一部のアプローチでは下半身を固定します。
動かさないことでショットの安定に繋がります。
首幅スタンスが一般的
スイングタイプによって感覚は異なる
ヒップターンの動きは、スイングタイプによって動きや感覚に若干の違いがあります。
Aタイプ(肩を水平に回すタイプ)
腰を引く意識が強くなる
Bタイプ(肩を八の字に回すタイプ)
腰を引き上げる意識が強くなる
Aタイプは腰を引くと言われることが多い
Bタイプは骨盤の動きに注目した解説が多い
バックスイングでは骨盤を後にひく
切り返しで斜め上に切り上げる
腰を引くなという人もいるが引く動きも入っている。上への動きが大きいだけ
下半身の使い方 注意点
安定させることが目的
骨盤の動きに注目しても意味がない。
下半身の動きはスイングを安定させる目的もあります。
大きく早く肩を回転させてもバランスを崩さない下半身の動きこそが大切。
骨盤の動きだけに着目しているとスイングを崩してしまうので注意してください。
下半身の動きで肩の回転が決まる
スイングは下半身が大切と言われますが、一番大切な動きは肩の回転です。
下半身を大きく動かす(踏ん張る)ことで、肩を大きく早く動かせるようになります。
肩の回転のための下半身の動きが存在します。
下半身の動きばかりに注意するのではなく、肩の回転をスムーズに行うための下半身の動きを身につけましょう。
アプローチやパッティングでは、正確性を重視するために下半身はなるべく動かさないことも大切です。
地面半力は意識するな
初心者が地面半力(地面を大きく蹴り上げる動き)は意識しないこと
地面半力を意識するのは上級向けの動き
スイングの基本が身についていない段階でそのような動きを意識するとスイングが乱れるだけ。
基本動作を身につけて、しっかりボールを打てるようになることをまずは心がけましょう
地面半力を大きく使う動きは上級者向けです。
まとめ
下半身の動かし方は三種類
- ヒップターン
- オープンスタンス
- 動かさない
スイングタイプによって違いがある
肩の回転が最優先
(下半身の動きばかりを注視しない)
次回は、捻転差と下半身リードについての解説です。
- 捻転差MAXはインパクト
- 下半身リードで捻転差を作る