スイング作り

【フェースの開閉、ダメ。絶対!】フェースコントロールと捕まる力

【フェースの開閉、ダメ。絶対!】フェースコントロールと捕まる力

初心者のためのスイング作り[STEP2]

素振りで身に付ける【スイングの基本】

[1]グリップ

[2]右手の動き

[3]ハンドファースト

[4]フェースコントロール(本記事)

(補足1)スイング作りはウェッジで

(補足2)スイングイメージ

(補足3)インパクトの重要性

(補足4)手首の動かし方

 

基本はフェースの開閉をしない

基本はフェースの向きを動かさないこと

基本はインパクトゾーンでフェースの開閉をしないこと

ボールを捕まえる為にフェースを開閉することを薦める人も多いですが、スイングの基本はフェースの開閉をしないことです。

フェースを閉じる動きをしなくても、ボールを捕まえられます。

 

 

フェースの向きは背骨と並行に保つ

フェースの向きを管理(動かさない)する意識が大切

フェースを開閉せずにボールを捕まえるにはどうすればいいのか。

インパクトゾーンでフェースの向きを背骨と並行に保ち続けることで可能です。

前傾姿勢なしの場合、フェースを垂直に保ち続けるようスイングすること。

この動きでボールを捕まえる事が可能です。

 

フェースを開閉しなくても捕まる力は生まれる

捕まる力はフェースを閉じなくても発生する

 

 

捕まる力とは

偏重心から生まれる力

「捕まる力」は偏重心から生まれる

ゴルフクラブは偏重心です。

フェースが勝手に閉じる・開きます。この力が「捕まる力」です。

初心者ゴルファーにスライスが多い理由の一つに、フェースが開く状態でスイングをしている事が挙げられます。

勝手に閉じる状態でスイングをすれば、クラブからは「捕まる力」が自然に発生します。

意図してフェースを閉じなくても、ボールは捕まります。

 

ラケット・バットには無い力

偏重心ではないラケット・バットは捕まる力がない

テニスのラケットや野球のバットは偏重心ではありません。

捕まる力も発生しないので、意図的に前腕を回旋させる動きが必要になります。

(ゴルフに例えるとフェースを開閉させる動きのこと)

 

捕まる力があるからフェースは開閉しなくていい

フェースが開いていなければ「捕まる力」は発生する

偏重心によって「捕まる力」が自然に発生するゴルフクラブは、意図してフェースを開閉する必要はありません。

フェースが開かないようフェース面を管理する意識があれば十分です。

 

フェースローテーション

フェースの動きは同じ

フェースを開閉しなくてもフェース自体の軌道は同じである

フェースを開閉するスイング。

フェースを開閉しないでボディターンでスイング。

この二つのスイングにおいて、フェースの軌道は同じです。

 

インパクトゾーンを長くする

フェースを開閉しない方が長いインパクトゾーンでスイングできる

フェースを開閉する場合、肩の回転が止まる場合が多い。

それだけインパクトゾーンが短くなります。

肩をしっかり回してボディターンでスイングをする方が長いインパクトゾーンを描く事ができます。

フェースの開閉+ボディターンスイングをすると大きく左へ飛びやすくなります。

引っ掛けチーピンになりやすいスイング。

引っ掛けを恐れて肩の回転が止まってしまうと、結果的に飛距離ダウンに繋がります。

 

フェースを開閉するメリットとデメリット

メリットは飛距離アップだが

「捕まる力」が大きくなるので飛距離アップの効果はある

フェースを閉じる動きも「捕まる力」です。

自然に発生する「フェースが閉じる」動きと、意図してフェースを閉じる力で「捕まる力」は倍増しますので飛距離アップにつながります。

ただし、タイミングがドンピシャであった場合のみであって、非常に難しいと言えます。

また、タイミングが合わなかった場合のデメリットが大き過ぎます。

 

コントロールが難しい

タイミングがズレると右へ左へボールが散らかる

スイングスピードが上がれば上がるほどタイミングは難しくなります。

フェースを閉じる動きが遅れれば、右へプッシュアウトします。

閉じる動きが早ければ、左への引っ掛けチーピンになります。

また、スイングのタイミングは1球打つごとに変化するものなので、毎回ドンピシャのタイミングでボールを打つことは不可能です。

タイミングが合わない限り、毎回ボールのコントロールに悩まされることになります。

 

引っ掛けチーピンの原因

悪循環にハマる

前述しましたが、しっかりスイングできるようになると引っ掛けチーピンが多発します。

左へ飛ぶことを不安に感じていると、徐々にしっかりスイング出来なくなります。

結果的に、常に不安を抱え、スイング自体が萎縮してしまい、抜け出すことの出来ない悪循環にハマってしまいます。

最悪の場合はドライバーイップスに繋がることも。

フェースの開閉は上達の妨げにしかならない

 

手先の動きでボールを飛ばそうとしない

ボディターン(肩の回転+ヒップターン)で飛ばすことが基本

ボディターンスイングが身に付いていない初心者の場合、手先でフェースを開閉した方が簡単にボールを捕まえることが出来る。

でも、それは付け焼き刃的な対応でしかなく、長い目で見ればマイナスの効果しかない。

スイングの基本動作であるボディターン(肩の回転+ヒップターン)を身に付ける事が大切。

 

初心者が身に付けるべきスイングの基本動作はスイング作り[STEP1]で詳しく解説しています。

【本当のボディターン】を身に付けよう〜スイング作りSTEP1〜
【ボディターンスイング】正しい身体の動きを身に付けよう〜スイング作りSTEP1〜【ボディターンを身に付ける為の4つの基本動作】を紹介します。「肩の回転」「両肘の動き」「下半身の動かし方」「前傾姿勢」。ボディターンとは、これら4つの動きで成り立っています。まずはクラブを持たずに手ぶらでボディターンを身に付けていないと、どれだけ練習しても絶対に上達することはありません。...

 

右手の動かし方 まとめ

スイングの基本はフェースを開閉しないこと

フェースの開閉は上達の妨げになる

クラブの「捕まる力」を上手く引き出す

インパクトゾーンを長く

開閉することで飛距離アップの効果はあるがデメリットの方が大きい

手先の操作でボールを飛ばそうとしない
(ボディターンでスイングすることを心掛ける)

 

次回は、「手首の動かし方」についての解説です。

手首の動かし方は2種類(固定型と回旋型)
うちわを仰ぐ動きで判断できる
回旋型の人も、フェースの開閉はしないこと

インパクトでボールを押すための手首の動かし方を詳しく紹介します。

 

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